日興運送は１９６２年１２月に設立しました。それ以来、おかげ様で６０年近くが経ちました。これは偏にお客様を始めとする多くの皆様のご支援があったからと感謝しております。
日興運送ではこの間、社名の「運送」は単に物を運ぶのではなく、お客様に「運」を「送」るという一貫した思いで社業に邁進してきました。お客様のお役に立ち、喜ばれる企業であるべきだ、という理念はこれまでの６０年もこれからも変わりません。
しかし、社会の変化とともに企業も成長して行かなければなりません。では、将来に向けて日興運送はどのようにあるべきかと考えた時に、１つは、世界にも「運」を「送」るようなグローバルな企業にしていきたいとの思いがあります。そこでこの間、中国や台湾にも進出してきました。
もう１つは、高齢化と人口減少が進む国内での物流企業としての役割です。高齢化社会が進行し、人口減少が進む日本においては、社会的な効率化と生産性の向上を図らなければなりません。
そのためには、インターネットを活用して利用者と運ぶ側が情報を共有し、荷物とトラックの最適なドッキングを実現することであると考えています。このようなシステムによって社会的にも効率化を図り、生産性を向上することができます。このようなジャンルにも当社は勇気をもって積極的に参画していきたいと考えております。
これからも常識にとらわれすぎることなく、時代に応じた多くのお客様に求められるサービスをスピード感をもって展開することが大事だと認識しております。
お取引先様、また関係各社の皆様、今後とも日興運送をよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長  三浦龍太郎